11/12/2025
庖丁についてよくいただく質問で、「価格の違い・差は何?」というものが最も多いので、ざっくりお答えしますと、刃の材質が硬いものほど高価です。家庭でよくご使用になる三徳庖丁は、ステンレス刃物鋼やモリブデン鋼と呼ばれる錆びにくい庖丁用のために作られた鋼が用いられています。
工業材料の硬さを表す尺度として、HRCロックウェル硬度というものがあります。具体的な数字を上げれば、ステンレス刃物鋼で52±1 少し高価なモリブデン鋼で58±1程度です。
当店で扱う庖丁は、青紙スーパー鋼(日立金属)の66±1や、粉末ハイス鋼やv金10号(武生特殊鋼材)の63~66±1の硬度のものをはじめ、HRC硬度が60以上のものを中心に扱っております。
当然、量販店やスーパーで販売されている大量生産の庖丁とは違い高価ですが、年に一度は研ぎ直しをしていただくと20年くらいは充分にご使用になれます。
あなたは生涯、何本の庖丁を使いきれますか?